日本ガメ

 日本のカメといえば、本来イシガメかクサガメであるが最近池や川にいるのはほとんどミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)である、イシガメは絶滅の危機である、ペットショップ等で売られているゼニガメは本来イシガメの子供であったが、現在はクサガメの子供をゼニガメとして売られています。
 今メキシコで気軽に飼えるペットとして「日本ガメ」なるものが売られている、正体はミドリガメであるようだが日本のミドリガメとは別の種類らしい、なぜ「日本ガメ」なのかは不明であるが、「目が細く、東洋系の顔立ちにみえるから」等いわれている。
メキシコ環境省によると、毎月約一万匹が輸入されているとのこと、「日本ガメ」は10ペソ(約百円)程度で売られており、安価でよくなつくので大人気のようである、しかし、飼い方を分からない人が多く、95%は半年以内に死んでしまうとのこと、メキシコ市内には「カメ病院」なるものがあるらしい、メキシコではカメの治療に獣医師の資格は不要なのだそうであるが、四年前の開院以来、毎月100匹前後のカメが持ち込まれるそうである、「エサを食べない」「甲羅に閉じこもっている」といった症状が多く、栄養失調や気管支炎、飼い主の虐待によるストレスなどの原因という。(朝日新聞の記事より)

 おそらく、日本でも、カメを飼っても直ぐに死んでしまうか、大きくなると逃がしてしまう人が殆どであろうと思います、最近では「ワニガメ」「カミツキガメ」等と言った非常に危険なカメも池に居たりします。一番してはいけないのは、外国の生物を自然に放すということです。飼主は最後まで責任を持ちましょう。
 カメの飼育のポイントとしては、カメの甲羅は紫外線を浴びる事で成長します、カメの日光浴は、体に付く寄生虫やコケ等を取る為と、自分の成長を助けるためです、必ず日光浴をさせましょう。目が白く腫れるなどの症状はビタミン不足です、赤ちゃんのビタミン剤などをあげて見ましょう、カメは基本的に何十年も生きるものです、一生付き合うつもりで飼いましょう。

2001/05/12 Kazu



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